令和のはにわのつくりかた【3/30(日)当日受付】

円筒埴輪は続くよ、どこまでも

大阪府高槻市にある今城塚古墳、ここは埴輪パラダイス。
古墳から出土した埴輪が頑丈なレプリカになって、ずらりと並んでいる様子は、圧巻のひとこと!!!

4つの区画に分かれて並べられたのは、家形埴輪、大刀形埴輪、巫女形埴輪、武人埴輪、鳥形埴輪、牛形埴輪など約200点。今は、精巧に作られた復元埴輪たちが古墳築造当時の様子を再現しています。

九州国立博物館で開催中の特別展「はにわ」に来ている埴輪もありますね。

はにわ工房、発見の報あり!

古墳時代に埴輪を作った人々を想うと共に、この復元埴輪を作った人って、どんな人なんだろう?という興味が湧いてきませんか?我々取材班(??)はひょんなことから現代の埴輪工人に出会うことになるのでした。

佐賀県内のとある会社敷地内に整然と並ぶ埴輪を発見したのは、きゅーはく女子考古部3期生Mさん。

円筒埴輪先生
円筒埴輪先生

佐賀県に、埴輪をつくる会社がある??!

一報を受け、円筒埴輪先生(九州国立博物館研究員Kさん)と、しかさん(九州国立博物館研究員Oさん)は現場に急行。行った先で、とんでもないことを知るのでした。

円筒埴輪先生
円筒埴輪先生

今城塚古墳(大阪府高槻市)の復元埴輪のほとんどを作っている会社だった!!!


現代の埴輪工人頭?! 岩尾磁器工業株式会社 江頭さん

埴輪を作る時に、一人ではなく工人集団で作るのは今も昔もきっと同じ。
江頭さんは、現代の埴輪工房である岩尾磁器工業株式会社で、工人たちをまとめる役。工人頭のような存在です。

今城塚古墳の復元埴輪だけでなく、あの遺跡公園にある甕棺墓も、須恵器も…説明看板まで!!!
多くの歴史モニュメントを手掛けている会社と知って、ドキドキが止まりません。

がちゃん
がちゃん

埴輪のハケ目も表現するんですか?

(ハケ目好き)

がちゃん
がちゃん

埴輪の設計図ってあるんですか?

がちゃん
がちゃん

「これは困ったな」と悩むような
難しいオーダーってありましたか??

復元埴輪の作り方って、古墳時代の埴輪作りにも共通する部分がありそうですよね。ああ、聞きたいことが湯水のように湧いてきます。これは、円筒埴輪先生と一緒にはにわトークするしかない。

続きは、はにわトーク「令和のはにわのつくりかた」会場で

江頭さんに見せていただいた「巫女形埴輪をつくるまでの画像」が、とても愛しくてお気に入りです。
画像たっぷり、トークたっぷりのはにわトークにぜひお越しください。みんなで堪能しましょう。
九州国立博物館のミュージアムホールでお待ちしています。

九州国立博物館 特別展「はにわ」関連イベント
はにわトーク「令和のはにわのつくりかた」


日時:2025年3月30日(日)14:00〜(90分程度)

場所:九州国立博物館1階ミュージアムホール