こふんにちは!古墳女子のがちゃんです。
今年は暖冬で、あっという間に冬が終わってしまいました。
ああ、大好きな冬よさようなら。
古墳群で良い感じの石室を見つけても、潜るのは我慢。
古墳好きにとっては、「また来冬ね…」と諦める切ない春なのです。
とはいえ、世の中は春色の汽車に乗って海に連れて行ってと湧きたつ季節。
桜だ桜だ。お花見だ!!
しかし、時は「外出自粛要請」
空はこんなに青いのに、風はこんなに暖かいのに。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策であらゆるものが自粛。
桜の下でワイワイ集まる例年のお花見は夢のまた夢です。
今年だけの状況でありますようにと願いつつ、あなたに伝えたい花見があるのです。
ひとりぼっち古墳花見のススメ
毎年お花見でにぎわう公園などと違い、古墳公園などは人がいません。
ほとんど!人が!いないのです!
(がちゃんの個人的意見)
こころゆくまで古墳を眺めることができます。ひとりじめ!
持って行く荷物も最小限です。
シート、おやつ、ひざかけをリュックにつめこんでレッツ古墳公園♪
古墳花見で悠久の時を感じるんだ!
今回向かったのは、福岡県春日市 日拝塚古墳
立派な前方後円墳がドドーンと住宅地の中に残っています。
古墳公園として駐車場があるので、電車やバスに乗らずに車で行くことができます。
三密対策OK!近隣の方は、自転車でもいいですね。
築造されたという6世紀から、この場所に存在する古墳の美しい墳丘と、
毎年春になると美しく花を咲かせる桜の競演…。
新緑の古墳と桜、合うーーーー
前方後円墳の後円部に、石室への入口があるんですよ…
いつもは施錠されていますが、事前に連絡をして入室することができます。
奴国の丘歴史資料館の担当者さんと一緒に入ったのは、今年2月のテレビ収録時でした。
また入りたい!そして重箱積みの石室を改めて観察したいです!
▲ここから石室内部へ入ることが出来ます。いつもは閉じられているってところがまた土器土器する!
滞在時間は1時間以内が望ましい
ほとんど人が居ないと書きましたが、誰も居ないわけではありません。
日拝塚古墳は住宅地の中にあるので、犬の散歩やウォーキングで利用している方がちらほら。
レジャーシートまで広げて長居する大人はわたしだけ。
「サッカーしようぜー」と言っていた子供たちの姿が無いなーと思っていたら、
墳丘の向こう側から遊ぶ声が聞こえてきて、なんとも申し訳ない気持ち。
ほんとうに、ごめんなさい!!!
というわけで、サクッとお片付け。広いスペースでサッカーしてくださいね…。
よし、説明看板見よう。
???
いにしえの看板だった様子。再利用されることはあるのだろうか??
ここら辺の子供だったら、おままごとに使うな。絶対。
新しい看板はこちらです。
一度盗掘された副葬品のほとんどが回収されているってところがすごい。
ここにも歴史があるんだろうなぁ。なにか書籍ないだろうか。調べてみよう。
ほとんどは東京国立博物館に収蔵されているのね。
一番見てみたい金製垂飾付耳飾(きんせいすいしょくつきみみかざり)は奴国の丘歴史資料館にある!再開したら、出来るだけ早く見に行くんだからね。
じっくり桜を堪能して、自分のペースで古墳や看板を眺め、ぼーっと考え事をする。
なんとも贅沢な時間を古墳花見で過ごしてみるのはいかがでしょうか。
って、そろそろ桜散っちゃいますね。アップ遅くてごめんなさい。