古代フェスはじまりのはなし

どうも、古墳女子のがちゃんです

歴史好きな女性を、レキジョと呼ぶようになってからしばらく経ちます。
どうやら世の中は常に新しい【女子】を探しているようで、
古墳を好きな女性のことを、古墳女子と呼び始めました。
(古墳ガールと呼ぶことも)

わかりやすくて安心してもらえるなら、それでいいかなぁと思います。

祝!古代フェス開催5年目

アートで古代を楽しもう!と銘打って始めた「古代フェス」も今年で5年目となります。

全国に約16万基みつかっているという古墳の中でも、
絵のある古墳「装飾古墳」や、その中に描かれる「装飾文様」の楽しさ、美しさ。
中に入ることのできる石室、石棺などに彫られた直弧文(ちょっこもん)。
そして、被葬者(眠っている人)が推定される岩戸山古墳のドラマチックさ。
弥生時代にさかのぼれば、北部九州特有の甕棺墓(かめかんぼ)などなど…。

知れば知るほど、周囲に教えてくれる方たちが増えてきました。
(古墳先生、と呼んでいます)

もっと知りたい。もっと共有したい。
古代を学び、楽しむ学園祭のようなことをしたい!
そんな想いが爆発した結果「古代フェス」を開催することにしました。

ガラッガラっやったらどうしよう…。

こんな面白いイベント、絶対開催すべき!という謎の熱い思いとは裏腹に、
古代フェスのために制作された作品が売れなかったらどうしよう…という不安がありました。

当時、鍵穴のような形でおなじみの前方後円墳グッズは増えてきていましたが、
地域にある1つ1つの遺跡や出土品モチーフの作品は殆どありませんでした。

九州各地で活躍されるハンドメイド作家さんたちに魅力的な古代のモチーフを伝え、
一緒に作品を考えることで実現した「古代マーケット」を中心に「古代トーク」「スナック弥生」
と、次々に楽しい企画が発生していきました。

鬼のように告知する!

こんなおもしろそうなイベント(自分で言う)気づいてもらえなかったらかなわん!ということで
約2か月告知だけのために動きました。(派遣バイト期間中で良かった)
鬼告知の結果、知り合いづてにラジオ出演が叶ったり、思わぬところで情報拡散されたり、
多くの方に助けていただきました。本当にありがとうございました!

土器土器の古代フェス当日…

開場時間前から、そして開場時間を過ぎてもたくさんの人・人・人!
古代好きな人がこんなにたくさんいて、そしてそれぞれに楽しんでくれている。

私の共有したい空間がそこにありました。

気づけば昨年2019年で5回目の開催となり、来場された方が翌年の古代トークの講師になったりと、
たのしく嬉しい連鎖が生まれていくのです。

古代pressの登場です!

ありがたいことにテレビや情報誌の取材をいただくようになりました。
良く聞かれる質問に、こんなものがあります。

「あなたにとって古墳とは?」

はて…。私にとって古墳って何だろう。古代とは??

頭の中を見渡してみると、なんともとっ散らかっている状態なのです。
「好き」ってだけでは、伝わらないこの気持ち。
これまでに発信しているfacebook、twitter、instagramすべて自由すぎて、
まとまった情報がない…!!!

5年目にしてやっと重い腰をあげました。

このサイトでは、古代イベントのおしらせだけでなく、過去の古代フェスを振り返っていきます。
古墳めぐりの様子や博物館レポ、古代にまつわるコラムなどをガシガシアップしていきます。
ぜひ一緒に古代を楽しみましょう。