大阪から福岡に移住して13年。このたび、やっとシン・フクオカ人になることができました。掲載時期が「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」上映で沸き立っていたころだったので、余計に嬉しく感じております。シンだ、シン!
もくじ
シン・フクオカ人とは?
正式名称は「シン・フクオカ人 熱き挑戦者たち」
西日本新聞社さんの連載企画です。何かに情熱を注いで突っ走る熱い人たちが紹介されています。ネットニュースなどで見かけて熟読していたので、まさか私が28人目のシン・フクオカ人になれると思っていませんでした。
これまでに気になっていた記事の例を挙げておきます。
参考 「朝倉のおいしゃん」究める 半農半芸 へ一歩シン・フクオカ人 西日本新聞
参考 亡き妻に誓う「人の苦しみ俺が食う」 バンドボーカル中嶋ジンロウシン・フクオカ人 西日本新聞
取材場所は古墳
記者の山田さんに希望する取材場所候補としてお伝えしたのは、以下の2か所。
日拝塚古墳(春日市)か、善一田古墳公園(大野城市)がおすすめです!!!
なんとなく駐車場がある古墳がいいなと思って候補にあげたのだけれど、冷静になって考えてみたらカフェとかミーティングできそうな場所を指定するものだったのでは…
それでは、日拝塚古墳に現地集合で!
はい、古墳で取材決定でーす!
山田さん、コケる。
白いロングコートに白いパンツで現れた山田さん。日拝塚古墳は住宅地の中にある整備された古墳公園なので、汚れる事はないと安心していたのですが、大間違いでした。山田さん、めっちゃこけるやん。
一生懸命取材しながらカメラで撮影されるのですが、墳丘の裾で滑り落ちたり、公園内に放置されている丸椅子に登ったり、アクティブー!!!
自然な笑い顔を撮っていただけたのは、山田さんのお陰です。その証拠が取材記事のトップ画像。夫から「ガチャピン顔、引き出されているやん!」と言われました。自然体ってことよね?多分。
ものづくり考古学について語る
記事の中では、「きゅーはく女子考古部」との出会いや周囲の考古仲間、考古プロのみなさんから支えていただいたこと、そして「古代フェス」について触れていただいています。
一番伝えたかったこと、それは「古代フェス」はひとりで作ったものではなく、作家さんや来場者さんたちと古代を学びながら、楽しみながら積み重ねてきた結果ことだということ。
柱の一つが、九州の埴輪や古墳などをモチーフにしたグッズを販売する「古代マーケット」だ。地元のハンドメード作家に出品を呼び掛けた。するとここで化学反応が起きた。「古代ファンが集まるのだから、半端な作品は出せない」と、作家たちが考古学を学んで創作するようになったのだ。
西日本新聞 シン・フクオカ人 #28
作家さんたちのクオリティが年々上がっているからこそ、古代フェスが常に新鮮なものとして定着しているのだと感じています。
埋蔵文化財を作品に変化させ、購入される方にとってもその文化財を深く知ろうとするきっかけになる。ものづくり考古学だとおもうんだよなぁ。
つづけていくために
ここまで深く楽しく育った古代フェスを終わらせないために、この古代pressをはじめ、様々な挑戦を仕掛けていきたいと思っています。
大人が本気で楽しむ考古イベント、古代フェスを一緒に楽しみましょう!
今回、西日本新聞社さんの「シン・フクオカ人」に取り上げていただいたことで、あらためて古代フェスを続けていきたいという決意が固まりました。
記者の山田さん、本当にありがとうございました。また古墳にご案内させてくださいね!